かんどう

かんどう
I
かんどう【勘当】
(1)江戸時代, 親が子の所業をこらしめるために親子の縁を絶ったこと。 武士は管轄の奉行所, 町人は町奉行所で登録した。 この登録のないものは内証勘当といった。 追い出し久離(キユウリ)。 また, 主従・師弟関係を絶つことにもいった。

「夜遊びが過ぎて~される」

久離
(2)罪を法に当ててかんがえること。

「きやつ, たしかにめしこめて~せよ/宇治拾遺 3」

(3)こらしめ, しかること。

「玉の取りがたかりし事を知り給へればなむ~あらじとて/竹取」

(2)が原義〕
~切(キ)・る
勘当して, 親子の縁を切る。

「~・らるる事などかまはぬ顔つきの若い者/浮世草子・胸算用 3」

II
かんどう【感動】
美しいものやすばらしいことに接して強い印象を受け, 心を奪われること。

「深い~を覚える」「名画に~する」「~的な場面」

III
かんどう【換頭】
雅楽で, 同一曲を二回以上繰り返して演奏するとき, 二回目以降, 最初の部分に換えて奏する別の楽句。
IV
かんどう【貫道】
道を貫くこと。 根本の精神を貫くこと。

「其~する物は一なり/笈の小文」

V
かんどう【間道】
主要な街道からはずれた道。 また, 抜け道。
本道
「山越えの~がある」

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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